2009年8月27日木曜日

闘う自治労の旗の下に

例の某県某市での市長による懲戒処分に対して、処分を受けた係長が提訴したという記事が、今日の毎日新聞に掲載されていました。

私たち公務員に対して、民間の皆さん以上の倫理観が求められることや、その結果として、厳しい処分が下されがちであることについて、全てが誤りだと否定するつもりはありません。
公僕たるものに、全体の奉仕者としての倫理観が求められるのは当然の事だと、僕も思います。

しかし、今回の件は、明らかなる懲戒権の乱用であり、こんなでたらめな横暴がまかり通るなら、我が国の民主主義はもはや死滅したと言わなければならないと、僕は思います。
地裁に提訴することとした当該職員を自治労が支援するのは当然のことであり、こんなときにさえも立ち上がれないのならば、もはや自治労に存在する価値などありません。

小泉政権により、規制緩和という名目の下に行われた弱者切捨ての諸策により、小規模どころか、大規模企業でさえ生活者としての労働者の権利を無視して当然のごとき風潮に対して、私たち公務部門の組合だけではなく、せめて正規職員として、労働組合の組合員たることができている者の全てが声を上げなければいけないときだと思うのです。

高度経済成長の下、料金への転化を正当化する言い訳として賃上げが利用され、形式的な労働争議で賃上げを勝ち取ったと騒いで浮かれていれば良かった、いわゆる55年体制化の時代以上に、雇用不安や先行き不安の中で、労働者同士が分断されがちな今日、労働組合活動には様々な困難が伴いますが、だからこそ、今こそが、本当の意味での団結が大切なときなのだと思います。

今こそ、闘う自治労の旗の下に、「団結ガンバロー!」のエールを送りたいと思います。
訴訟を闘う当該職員のみならず、また、私たち公務員労働者のみならず、今、不当に権利を妨げられている全ての労働者のためにも、「団結ガンバロー!」と叫ばずにはいられません。

決して、自分さえ贅沢できれば、他人はどんなに不幸でも平気でいられる社会が、正常な社会であるはずはありません。
今一度、お互いがお互いを思いやり、みんなが安心して生活できる社会の実現に向けて、頑張りましょう。

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