2010年2月16日火曜日

これが、捜査の可視化???

湘南の花火大会の折に、エレベーターの事故で多数の死傷者が出た事件に関して、検察当局が捜査の可視化(取調べ光景のビデオやテープを全面的に公開する)を実施するとの方針を決定したということを、テレビのニュースを知りました。

ここで、私の素朴な疑問は、これが捜査の可視化と言えるのだろうか?・・・と言うことです。

これまで、捜査の可視化が求められて来たのは、捜査当局による自白の強要がなかったか?・・・ということを明らかにするには、ビデオやテープにより、捜査の状況を明らかにする必要があるとの主張によるものと思います。

・・・で、それが実現するのに、なぜ、疑問を持つのか?
それは、今回の被疑者が警察高官であると言うことです。

一般国民が被疑者である事件では、捜査が困難になるなどの理由で反対してきた検察当局が、自らの手下である警察官が被疑者である事件で、殊更に可視化などと言い出すことに国民の信任が得られるだろうか?・・・と、僕は思うのです。

多くの検察官は、秋霜烈日のバッジにかけて、正義の守護者たろうと奮闘していると思います。
しかし、今回の捜査の可視化の問題が、よりにもよって、捜査当局関係者が被疑者である事件で先行することに、果たして国民の信任が得られるのだろうかと思うのです。

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